こんにちは!ねゆなりです。今回は間取りの方程式のレビューです。
結論
おしゃれな家、性能が良い家を建てたい方は一度は読むべき本です。
間取りは要望通りに出来たけど建物のシルエットがカッコ悪い。
有名建築家みたいに整ったプロポーション、外観を作る方法がわからない
今の設計手法に手詰りを感じてるがどうすればいい?
筆者も間取りはいい感じにかけたけどシルエット、魅力的な空間にならないのはなぜだろうと悩んだ日がありました。
この本を読めば整ったプロポーションかつ魅力的な空間の設計が出来るようになります。
著者 飯塚豊
1966年 東京都生まれ
一級建築士 法政大学デザイン工学部兼任講師
1990年 早稲田大学理工学部建築学科卒業
2003年まで メタボリズム建築の巨匠大高正人氏に師事
04 i+i設計事務所設立
2011年より法政大学デザイン工学部兼任講師に就任
この本の特徴
図やイラストが豊富で初心者でもわかり易い。
サイズもA5半。184ページと非常に読みやすいボリュームになってます。
持ち運びしやすいので常に持ち歩いて読んでいました。
この本を読んで衝撃を受けたこと3選
間取り選考がガタガタの理由
建築物の形より先に間取りを決めてしまう。必要な部屋を部屋単位でくっつけていくと間取りは必ずガタガタします。
この本で1番衝撃を受けました。プランの仕方が我流のせいもあってどうしてもシンプルにならなかったのでこの文でハッとさせられました。
建築家の名建築は形がシンプルであるので、私と建築家で1番の相違点が明確に理解出来ました。
形がシンプルであればコスト、構造、防水などあらゆる面でメリットがあります。
たまり
間仕切りが少なく開放的な室内も拠り所となる場所がないと、なんとなく落ち着かない空間になります。この一文にハットさせられて
全くその通りで、自分はこの発想が全くありませんでした。たまりの形式と具体例が明記されてとてもわかり易かったです。開放的な部分とたまりの部分の塩梅が設計のキモだと思いました。
中間領域
この本と出会うまでは、カフェテラスや縁側の空間って何となく気持ちが良さそうな空間としか認識出来てなかったのですが、
本書で負の要素を排除しつつ、心地よさだけは十分に享受出来るように整える場所が中間領域と定義されていることで、
自分の中で曖昧だったものがスッと腹に落ちました。
設計の目的は中間領域を如何に作るかと言っても過言ではないと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。おしゃれで魅力的な家づくりをしたい方、若手の設計者には参考になる画期的なメソッドがあるので是非読んで頂きたいです。この本を読んでおしゃれな家づくりをしてほしいと思います。ありがとうございました。
家づくりを勉強されている方
本書のほかにも家づくりで有益で
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